チェコのベトナム人

チェコでは日本にあるようなコンビニのチェーンはめったにお目にかかれません。
土曜の午後や日曜は休んでしまう商店が多いです。
それでも空いている店があるとしたら、それは中国人かベトナム人が店番をしている店の確率が高いです。
日本のコンビニのように洗練されてはいませんが、サンドイッチからワインまで一通りの品は揃っているので、なんとかサバイバルにはなりそうです。
テルチの観光案内所で教えてもらったミニスーパーは、やはり東洋系のおじさんが店番をしていました。
出身地を尋ねると「ハノイ」だといいます。
新年をハノイで過ごしたことを伝えると、破顔一笑していました。
チェコに限らず、ベトナムと東ヨーロッパの関係は浅からぬものがあります。
かつては社会主義国どうしのよしみとやらで、ベトナムからの出稼ぎ労働者東欧へ向かったといいます。
東ドイツでは地元ドイツ人とベトナム人の間に軋轢があったという話をずいぶん昔に聞いた覚えがあります。
現代のチェコにおいてベトナム人の扱いがどうなっているかはわかりませんが。

世界の標準からといって、チェコの人々は勤勉なほうだとは思いますが、それでも朝から夜遅くまで休日返上で働くということはありません。
その意味ではアジア人の勤勉さによって、チェコの人々の暮らしはずいぶんと助かっているように思います。
それにしてもモンスーンアジアの人々の勤勉さはどこからきているのでしょう。
やはり根っこのところには水田稲作に基づく農村の暮らしに由来しているのでしょうか。